おはようございます。
日本スケジューリング協会の森川です。
昨日ある企業様の管理職の方向けに「タイムマネジメント研修」に登壇していました。
その研修の中で参加者の方のスケジュールの書き方を見ていたのですが、昨日の特長は
「to do list型」の方が多かった、ということ。
つまり、やることを箇条書きにはしているのですが、「いつやるか?」を書いていない。
これって結構まずいのです。
いつやるかが決まっていない予定は「大体やらない」から。
ご存知の方も多いかもしれませんが、考えるという行為は右脳を使い、書くという行為は左脳を使っています。
つまり、考えて書くことで脳をフル回転させる。
逆に言えば、書いていなければフル回転していない、ということです。
書くことで脳の運動野使われるわけです。
アメリカのケビン・ホーガンという研究者の著書の中でこんな話があります。
ハーバード大学の学生を対象に10年間追跡調査を行ったところ、自分の人生の目標などを紙に書き出している人は全体の3%しかいませんでした。
でも、その3%の人がのこり97%の人の収入を合計した以上の収入を得ていたのです。
つまり、「紙に書く」という小さな行動を習慣化している人が豊かな人生(金銭的だけじゃなくて)を過ごしている、と言えるでしょう。
習慣が行動を創り、行動が結果を生み出します。
「紙に書く」
小さいけど、パワフルです。