日本スケジューリング協会の森川です。

先日ある自治体様にてディベート研修に登壇していました。

研修の最後には実際にディベートを2セッションするのですが、その時に気づいたこと。

「時間切れ~、がものすごく多い」

ディベートでは、「作戦タイム8分」とか「立論タイム4分」などと、何をするにも時間が決まっています。立論や反論を述べるときに時間切れでアラーム、というのは、まあ、話す長さの調整の問題かもしれません。

でも、作戦タイムが全く足りなくなる。問題です。

主張の根拠探しのためにPCやスマホで調べものしていいですよ、と伝えているのですが、結果調べものだけで作戦タイムの時間が切れ、チームメンバーと話しができていないチームが多かったです。

最後の振り返りの時も、時間切れが何度かあったのがまずかった。もっと効果的に時間を使うべきだった、という反省もでていました。

 

そうならないためには?

 

簡単です。8分の作戦タイムなら

「じゃ、最初の2分は方針決め。次の2分で各自調べもの。そして残り4分でまとめようか。」

という風に、何に何分使うかを決め、そして時計を意識すること。

そうすると、効果は全く別次元になります。そして間違いなく終わる!

 

でも、これ、普段の仕事や生活でも大切です。

「じゃ、これを〇分でやる」と決めるか決めないか?そして時計をみているか?

私は娘の宿題の面倒を見ることがありますが(特に算数)、「このページまで〇〇分でやろう。」と決めるとほぼそれまでに終わっています。

 

時間は有限の予算です。

何にどれくらい使うのか?使ったのか?自分で決めて確認をすることです。