メタ認知
こんにちは!手帳ナビゲーター兼じかんおやこナビゲーター、協会認定コラムニストのぐち歩未です。週の真ん中水曜日のお昼時、みなさん、いかがお過ごしですか?
今日は少し耳慣れない言葉「メタ認知」について取り上げてみたいと思います。みなさん、この「メタ認知」という言葉ご存知ですか?この概念を理解し、日常に取り入れることで、子育てや自分自身の成長に役立つヒントが得られるかもしれません。
メタ認知とは、メタ(高次)+認知(認識、認知、知識)の組み合わせからできた“高次の認識”という意味で、感情をともなった思い込みではなく、客観的かつ冷静に判断できる状態のことを言うそうです。カンタンに言うならば、自分がどう考え、どう感じているのかを俯瞰して見る力ですね。この能力が高まることで、自分の行動や感情を冷静に分析し、より良い選択をする手助けになると言われています。
わたしたち子育て中のママたちは、子どもや家族につい感情的になってしまうことが、しばしばあるのではないでしょうか。そして、その時はついカッとなっていってしまったことを、のちのち後悔してしまう…そんなこともあるかもしれません。そんな時こそ、メタ認知の出番です。メタ認知を使って、「今、自分はなぜこんなにイライラしているのか?」「どうしたら冷静に対応できるか?」などと自分に問いかけてみましょう。そのことで、感情的な反応を避け、適切な対応ができる可能性が高まります。
メタ認知を高めるための具体的な方法としては、手帳やノートなどに、日記などを通して、 日々の出来事や感じたこと、考えたことを書いてみましょう。書いてみることで、自分の感情や思考のパターンを客観的に見ることができます。これはメタ認知を高めるための有効な手段の1つになりうると言われています。
メタ認知は、一見カンタンでないように感じるかもしれませんが、少しの工夫で日常生活に取り入れることができます。メタ認知の力を借りて、自分自身と子どもの成長をより豊かにしていきましょう。そして、かけがえのない子育ての時間をもっと楽しんでいきたいですね。
それでは、週の後半も楽しんできましょう!協会認定コラムニストのぐち歩未でした。
参照サイト:https://www.r-agent.com/business/knowhow/article/14618/