じかんおやこナビゲーターによる コラムNO.53:自己肯定感

自己肯定感

こんにちは!手帳ナビゲーター兼じかんおやこナビゲーター、協会認定コラムニストのぐち歩未です。週の真ん中水曜日のお昼時、みなさん、いかがお過ごしですか?

わたしたち子育てママは、「子どもの自己肯定感を育みたい」とか「子どもの自己肯定感を上げたい」などと思うことがあるかもしれません。ですが、今日はママ自身の自己肯定感について、考えていきましょう。

あなたは子育てをする中で、時に「私の子育てこれでいいのかな?」と不安になったり、「わたしはダメな母親だ」などと自分を責めてしまったりすることはありませんか?そんな時に大切になってくるのが「自己肯定感」です。自己肯定感とは、カンタンに言えば「自分はこれでいいんだ」「自分にはこのままで十分価値がある」と感じられる感覚のことです。自己肯定感が高い人は、何かに挑戦する力や他者と健全な関係を築く力を持ち、主体的に行動できると言われています。一方で、自己肯定感が低いと、他者と自分を比べてしまったり、自分や物事を否定的に捉えてしまう傾向があると言われています。

子育てをしていると、つい子どもの自己肯定感のみに意識が向きがちですが、子どもたちにとっても、ママ自身が「自分を認めること」がとても大事です。下記の参照サイトにもあるように、ママ自身の自己肯定感や幸福感は、子どもたちにも伝染していくことがわかっています。子どもたちの幸せのためにも、ママ自身の自己肯定感を高めていきましょうね。

では、そのためには何ができるでしょうか?ここで大きな目標や行動を掲げてしまうと、また「自分はダメだ」「自分はできない」と自分を責めてしまうループに入りかねません。ですので、日常の中でできるほんの小さな意識や行動を心がけていきましょう。例えば、家事や子育てに完璧は求めず、「今日はこれだけできた」と自分の努力を褒めてあげる。他者と比べそうになったら、「自分は自分」と立ち返る習慣をつける。手帳やノートに、今日嬉しかったことや、楽しかったことを書いてみる。「ゆっくりコーヒーを飲む時間をとれた」「今日は子どもと笑顔で遊べた」など、どんな小さなことでもOKです。

自己肯定感が育つと、ママ自身が自分に優しくなり、自然と子どもや家族にも優しく関われるようになります。忙しい日々の中でも、ぜひ少しだけ「自分を認める時間」をとってみてください。その積み重ねが、きっとママ自身とお子さんの明るい未来につながります!

 それでは、週の後半も楽しんできましょう!協会認定コラムニストのぐち歩未でした。

参照サイト:https://benesse.jp/kosodate/202012/20201221-6.html

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