プラシーボ効果
こんにちは!手帳ナビゲーター兼じかんおやこナビゲーター、協会認定コラムニストのぐち歩未です。
「プラシーボ効果」という考え方、ご存知ですか?これは「思い込みが現実に影響を与える」という現象のことです。「プラシーボ」とは、見た目や味は薬と同じですが、実は薬効成分を含まない偽薬のこと。「プラシーボ効果」とは、実際には薬効成分がない偽薬(プラシーボ)を服用したときに、本人が薬を服用したと信じることで、病気の症状が改善するという現象のことを言います。この効果は特に、不安や緊張などの精神的な疾患において顕著に現れるそうです。
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例えば、子育ての場面で言えば、子どもが転んでと泣いている時、「いたいのいたいの飛んでけー!」と言いながら周りの大人が患部をさすってあげると、子どもたちが泣き止んで、また遊び出すということがありますよね。これも、「痛みを違うところへ飛ばしてくれた!」と子どもが信じることで起こるプラシーボ効果の一例と言えるのではないでしょうか。やはり子どもにとって、周りの人からかけられる言葉の影響は大きいですね。
中でも、子育ての日常の中でのわたしたちママの言葉は、子どもたちに大きく影響を与えるでしょう。例えば、「あなたはいつもママを困らせて!」と言っていると、子どもたちは自分を「ママを困らせる子」と認識するでしょう。それとは逆に、「あなたは人のことを思いやれる優しい子ね。」と声をかけていると、子どもたちは自分を「優しい子」と認識するでしょう。せっかく言葉を放つなら、その子のいいところを見つけて言葉を放つのか、そうでないところを見て言葉を放つのか。もしその言葉が、子どもたちの思い込みを作るとしたら、一度立ち止まって考えていきたいですね。
思い込みの力をうまく活用して、親子で楽しい毎日を過ごしていきましょう!
それでは、週の後半も楽しんできましょう。協会認定コラムニストのぐち歩未でした。
参照サイト:https://www.bank-daiwa.co.jp/column/articles/2022/2022_344.html

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