じかんおやこナビゲーターによるコラムNO.67:春分の日

2025年3月19日

春分の日

こんにちは！手帳ナビゲーター兼じかんおやこナビゲーター、協会認定コラムニストのぐち歩未です。週の真ん中水曜日のお昼時、みなさん、いかがお過ごしですか?

明日3月20日は「春分の日」です。まだまだ寒さを感じる日もありますが、春分の日と聞くと、春の訪れを感じますね。春分の日は、昼と夜の長さがほぼ同じになる日。ここから徐々に昼の時間が長くなっていく、いわば季節の分岐点のような日ですね。そんな新しい始まりの季節でもあるこの時期は、子どもたちは卒業や卒園を迎える時期でもあります。そして、その次には入園・入学、進級や進学など新しい環境の変化がやってきます。この時期は、子どもたちだけでなく、ママたちも新しい生活リズムを整える準備が必要になっていく時期なのではないでしょうか。

そんな春分の日は、「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」ともされています。この時期は、自然界にとって寒い冬が終わり、新しい蕾や芽が芽吹く季節です。自然界のリズムと同じように、わたしたち人間のカラダや心に変化が起こっても当然です。自然の変化にも目を向け楽しみながら、子どもたち自身やママ自身の体や心の変化にも、同様に目を向け、労り、大切にしていきましょう。

春分の日を機に、こんなことを意識してみませんか？例えば、睡眠時間の改善。「本当は◯時には寝たい（寝てほしい）と思っているのに、ついズルズル夜更かししてしまう…。」「本当は◯時には起きたい（起きてほしい）と思っているのに、起きれない…。」そんな状況であれば、春分の日は生活リズムをリセットするのに最適です。寝る前の時間の使い方を見直してリラックスタイムを作ったり、入眠しやすい寝室環境を整えたり、新生活に向けて少しずつ起きる時間を早めてみたり、朝日と共にカーテンを開けてみたり…など。お子さんと一緒に、いろいろな工夫を試してみてはいかがでしょうか？

一方で、カラダだけでなく、心のバランスも大事。新生活のことを考えると、気持ちがそわそわして落ち着かない。もしかしたら、そんな日もあるかもしれません。そんな時は、無理をしすぎず、今のお子さんの気持ちやママ自身の気持ちを大事にしていきましょう。心配や不安な気持ちになっても当然なのです。その上で、新しい環境で「こんな自分でいたい」「こんなチャレンジしてみたい」「こんな楽しい世界が待っている！」というポジティブなイメージも持ってみましょう。きっと少し心が軽くなるはずです♪

春は、子どもたちもママ自身も、新しい環境に向けて成長していく季節。無理をせず、自分らしく、心地よい春を迎えられるように、この春分の日をきっかけに、少しずつ準備していけたらいいですね。

それでは、週の後半も楽しんできましょう。協会認定コラムニストのぐち歩未でした。