じかんおやこナビゲーターによるコラムNO.78:リスキング

2025年6月4日

リスキング

こんにちは！手帳ナビゲーター兼じかんおやこナビゲーター、協会認定コラムニストのぐち歩未です。水曜日のお昼時、皆様いかがお過ごしですか？

みなさん「リスキリング」という言葉を耳にしたことはありますか？国会で岸田首相が「リスキリング」を後押しする姿勢を表明し、経済的な支援・対策などバックアップが進んでいる「リスキリング」。今日はそんな「リスキリング」ということについて書いてみたいと思います。

「リスキリング」とは、技術革新やビジネスモデルの変化に対応するために、新しい知識やスキルを学ぶことだそうです、経済産業省によると、「新しい職業に就くために」リスキリングを進めているそうですが、「リスキリング」は子育て中のママにも必要な考え方なのではないかなと思います。

子育ては新しいことの連続です。今まで自分のことだけを考えていればよかった世界から、一気に子どもの心とカラダのことを考える生活が始まります。子どものカラダや健康に関するケアやお世話も初めてのことだらけで、わたしも初めての子育て当時、とても戸惑ったことを思い出します。中でも、大変だったのは、自分の心の持ち様でした。初めてのことでいっぱいいっぱい、うまくいかない焦りや苛立ち…。自分のことだけならなんとかなるのに、プラスして子どものこととなると、てんてこ舞い。そんな経験があります。そんな時に、「子育てはどんな心構えでするといいか」「夫との家事子育て分担法」「ママ自身の心の整え方」そんな知識や情報が事前にあれば、もっと違ったものになったかななんて思います。

「リスキリング」は再び働くためだけじゃなく、もっと子育てやママ自身の毎日が心軽やかに、より楽しくなっていくための学びです。子どもたちの癇癪をなだめたり、イヤイヤ期に対応するためのコミュニケーション力や、限られた時間の中で仕事や家事を段取りよくこなし、自分時間を確保するためのタイムマネジメント力。子育ての知識を体系的に学んでみたり、家計管理を学んでみるのもいいかもしれません。それらも全部、広い意味では立派なリスキリングです。

子どもたちは毎日保育園や幼稚園、学校などで、新しいことを学んで成長していきます。ママも大人だからと言って終わりではないんです。何歳からでも、自分のために学んでいい。ママ自身が興味のあることを学んで成長していく姿は、子どもにとって最高のお手本になりますね。ぜひあなたも興味のある学びの場に飛び込んで、「リスキリング」してみませんか？

それでは、週の後半も楽しんできましょう。協会認定コラムニストのぐち歩未でした。