32万人フォロワーの片付けのプロが、出版・親子留学などの夢を前倒しで叶えた手帳術

日本スケジューリング協会 代表理事|累計4.6万冊のFORCEスケジュールブック 開発者 浅野夏悠

出版も、親子留学も、人生2回目の大学進学も。

フォース手帳に書いた夢を、次々と前倒しで叶えている人がいます。

SNS総フォロワー32万人、片付けのプロ、ぴょりさん(黒崎ひかりさん)。『400kg捨てたら人生まるごと片づいた』(扶桑社)の著者です。

6年半前はゴミ屋敷で、貯金はゼロ。そこから本を出し、親子留学をし、今は人生2回目の大学生です。

夢を前倒しで叶えていくぴょりさんは、愛用のフォース手帳に、何を書いているのか。

先に、答えから言うと、予定ではありません。

「フォース手帳に、スケジュールは書きません。」

LIVEの事前の告知にそう書いてあって、開発者の私も、はじめは驚きました。でも、ページを見せてもらって、納得しました。

なぜ、予定を書かない手帳で、書いた夢が前倒しで叶うのか。この記事では、ぴょりさんが実際に書いている順番を、実例ページ付きで解説します。

その前に、開発者として、お伝えしたいことがあります。

フォース手帳(正式名称:FORCEスケジュールブック)は、時間を力にする人のスケジュールブックです。

フォース手帳には、使い方の正解を作っていません。「このページはこれを書いてください」とも書かれてありません。何を書くかで、得られる結果が変わる。だから、手帳術は、手帳を使う人の数だけ生まれる、と考えています。

これまでに使ってくださった46,000人以上の方の中から、結果を手にされている憧れの人たちの手帳の使い方を、脳科学・心理学・コーチングの知見を添えてお見せしていきます。

ぴょりさんの事実、前と後。

ライブで、ぴょりさんはこう話していました。

前

  • 手帳は小学生の頃から毎年買っていたのに、続いた試しがない。1月から書き出して、2月にはほこりをかぶっていた。
  • 6年半前まで、ゴミ屋敷に住んでいた。3代続く汚部屋出身。看護師なのに貯金はゼロ。忙しい忙しいが口癖で、人生丸ごと散らかっていた。
  • 子どもが小さいから海外は行けないし、ビジネスクラスなんて「相当稼がなきゃ無理」と思っていた。
  • 大学で学び直すのは、子育てが落ち着いてから、と思っていた。

後

  • フォース手帳の使わないページが、ない。2027年版でついに、4冊目。
  • 運良く片付けに出会って、物が片付いて、家計も人間関係も思考も、片付いていった。今は片付けを仕事に。ベストセラー『400kg捨てたら人生まるごと片づいた』の著者で、片付けスクールもやっている。
  • 家計も片付けた。マイルで、手出しなしでビジネスクラスに乗れるようになった。2年連続で親子留学。
  • 4歳と6歳のお母さんやりながら、去年から人生2回目の大学生。月に1回は旅行に行き、年に1つは資格を取る。

本当に時間を使いたい『使い途』を先に描く

ライブでは、「こんな感じで書いています」とページを詳しく見せていただきました。

――時間管理は、どうしているんですか?

「スケジュールはスマホです。どう考えても、デジタルのほうが便利やろ、と思っちゃって」

――じゃあ、フォース手帳には?

「この人生をどうしたいか、本当に時間を使いたい『使い途』を先に描いてます。それを書いたから、忘れずに、書いたことが前倒しで叶ってきたんです」

何のために時間を使っていきたいのか。何のために働いていきたいのか。自分が自分を幸せにしていくために、家族を幸せにするために、こういうことをする。

だから、予定よりも仕事よりも、まず、自分の夢を描くことが、先。

じっくりお話をお聞きしたので、2記事にわたってお伝えします。今回は前編として、ぴょりさんの「夢を前倒しで叶える手帳術」を、どうやって実践されているのか、フォース手帳の”3つ”のページでお見せしながら、ご紹介します。

まず、簡単に3つのページのポイントを以下にまとめました。必要な方は、ぜひ保存して参考にしてください。

1|FOR MY FUTUREに、欲しいもの・叶えたいことと、ピンときたものを集める

――最初に見せてもらったのが、フォース手帳の前のほうにある「FOR MY FUTURE」のページでした。

願望・欲望・野望・理想の生活・欲しい未来を、写真やイラストで自由に描くページです。

「これが私の今年の夢です。画像にするとイメージができるから、ここ数年、フォース手帳に毎年作っているんですけど、この手帳がすごいところは、見失わないために、ぶれないように最初にあって、ひらくたびに、いつも見返せることが大きいです」

「この夢を叶えていくための仕事だし、このための雑用も家事も、全部そう。この夢ありき、って思える」

ぴょりさんが貼っておくものには特にルールはなく、欲しいもの・叶えたいことと、ピンときたものを集めているそうです。

この年は、将来に通っているイメージの大学、未来に家族と訪れている旅行先の風景。そういう写真や画像を、フォース手帳の先頭に貼っておいたそう。

ぴょりさんの2025年の夢の可視化(ご本人に掲載の許可をいただいています)まずはここから、なんですね。

2|イヤープランに、自分と家族を幸せにする予定を、先に収納する

――次に書く順番は、イヤープラン。ここも、片付けのプロらしい言い方でした。

「片付いていない家の収納には、なぜか使わないものやゴミが入っているんです。必要ないとわかっていても、なんとなく手放せずに押し込めている。でも、片付けられるようになると、必要なものだけを収納できるようになる。だから、私は、手帳にも、先に好きなものを収納することにしたんです。時間の使い方も、考え方は、片付けと同じ。後から入れようと思っても、いらないものでいっぱいだと、入らないから」

――だから、ぴょりさんはイヤープランに、夢を叶えるための予定から置いているんですね。

「大好きな予定と、絶対やりたい予定を、まず先に書きます。来年9月はスリランカ。3月はクルーズ。それは決定事項なんです。私は、このために今を生きてるわけですから」

「これを実現するために、じゃあどんな毎日にすれば時間が片付くかな、という発想」

ぴょりさんのイヤープランに、まず先に入るのは、この1年、自分を幸せにすること(予定)。その予定は、自分を幸せにするために必要なことであり、家族にしてあげたいこと。それを先に書いて、その後に仕事と、それ以外の予定を入れていく。

ここ、日本スケジューリング協会が提唱するライフスケジューリングメソッドでもお伝えしている大事な考え方です。やるべきことでいっぱいになる前に、自分を幸せにするための時間を、先取りする。

時間管理では「大きな石から、入れる」とよく言われますが、ぴょりさんのフォース手帳には、大きな石ではなく、「大きな夢・やりたいことから、入れる」。

――「夢も憧れも、時間ができたら、そのうち」って、つい思ってしまいますよね。

「時間ができたら片付けます、という人で、片付いた人を見たことがないんです」

「そういう私も、大学進学への思いに気づいたけれど、子育てが落ち着いたら行こうと思っていました。でも、それでは、自分が受講生に言っていることと違う。私は大学に行きたいんだから、それを先に、暮らしに入れて、時間を片付ける。そう発想を変えたら、行ってみたら行けました!(笑)今は大学で片付けの研究をしています。セミナー講師もやっています」


♢ここで、少しだけお知らせ♢ 11月1日(日)、銀座伊東屋でスケジューリング&ジャーナリングの特別セミナーを開きます。ぴょりさんも受講生として参加予定です。詳しくは記事の最後に。

→ 特別セミナー詳細・お申込みは、こちらから


3|CHERISH MY FAVORITESに、自分の「好き」を書いておく

――もう一つ、好きなものを書くページがありますよね。後ろのほうの、CHERISH MY FAVORITES。

衣・食・住で、自分が心地よいと感じるものや、大切にしたい基準を書く、「自分の好き」とこだわりを描くページです。

「それも、書いてます。好きな場所と、好きな食べ物。本屋、文房具屋、図書館、空港。あと、ドトールのミラノサンドAとか。(笑)」

「750円で、自分を回復できるんですよ。このページ、本当にばかにできなくて」

「ふっと時間ができたとき、このページが手元にないと思いつかなくて、時間はただ過ぎてしまう。でも毎日つかう手帳のページを開くと、あ、今日ここ行こうかな、とすぐに決められる」

――おお!まさに、そこは、開発者の意図をくみ取っていただいてますね!自分が落ちているとき、自分を励ましたいとき。そういうときって、実は視野が狭くなっていて、自分を労ろうとしても、何をしたらいいかわからなくて、ただ寝るだけとか、体を回復させる時間の使い方しか思いつかない。いわゆるメンタルを回復させることには、上手く時間を使えていない人が多いんです。自分が落ちていると、好きなものすら思いつかない。だから、このページは、ご機嫌なときに書いておく。ここがポイントです。

――ちなみにこのページ、ぴょりさんは、毎年いつ書いているんですか?

「今ぐらいの秋から1月にかけて、次の年に使うフォース手帳に書き移します。追加するときに、『これはもう今は好きじゃないかも』は消す。人間って、洋服とかと同じで、その年々で好みが変化するので、書いとかないと忘れてしまうんです。今のちょっとした好き、を。」

書いた夢が、前倒しで叶っていく

――ぴょりさんは、フォース手帳に書いた夢が、前倒しで叶っていくそうですね。

「2025年に『ビジネスクラスで海外に行ってみたい』と書いたんです。家族往復で何百万かかるのか。書いたけれど相当稼がなきゃ無理やで、くらいの感じで」

「ところが、マイルに詳しい人と知り合って。家計を片付けてカードを厳選したら、手出しなしで乗れるようになった。無理ではなかった、ただの片付けだったんですよ、家計の」

「下の子が2歳だったから海外は行けないと思っていたのに、2年連続で親子留学。今年は3つの国に行くと書いて、結果、3つ行きました」

「あまりにも叶っていくから、もっと欲張ってもいいのかもしれないって思えたんです。人生、欲張っていいのかもって。フォース手帳に、皆さんも描いて見返してみたら、わかる」

開発者の私は『夢を叶えていく道具』を手渡している

フォース手帳は、なりたい自分や、生きたい未来を実現するため、「使った時間を、力にしたい!」時間を思い通りに使いたいあなたの右腕にして欲しいこれまでになかった『縦びらきのスケジュールブック』です。

合言葉は、「時間を、力に。」

構成は、書くだけで欲しい結果=GOALから逆算する時間設計ができる順番になっています。前のほうのページで欲しい未来を描き、イヤープラン、マンスリー、週のバーチカルへと、時間に置いていく。ぴょりさんが、先に書いている3つのページは、どれも、その入口になるページでした。

ぴょりさんの話を聞いて、あらためて思ったこと。それは、

ぴょりさんのようにスマホで日々のスケジュールを管理する人でも、手帳で管理している人でも、やっぱり、自分との打合せ時間を確保した方がいいということです。時間管理する前に、まずは、時間の使い方を設計する。

家も、いきなり大工さんが来て建て始める…、なんてことはないですよね。「どんな家をたてたいのか」設計の打合せは重要です。森の中のコテージがいいのか、都会のスタイリッシュな家がいいのか。

自分との打合せ時間を、私たちは、自分ミーティング、と呼びます。最低でも1週間に一度は、自分ミーティングして、そこから時間を設計する。

本当に時間を使いたい『使い途』を先に描く。その手帳が、時間の設計図になります。設計図があると迷わなくて、行動が早くなるのは、仕事も同じ。

そして、時間の設計図は、自分の手で描くことをオススメします。手書きすると記憶に残りやすいことは、研究でも示されています。ただし、夢も予定も、一度書いたら変えてはいけないなんてことは無いのです。付け足したり書き換えても良いことを忘れないで、まずは気楽に描いて下さい。

スケジューリングも予定も、日々自分が変わるから、何度やり直してもいいものです。

前編まとめ

ぴょりさんの「夢を前倒しで叶える手帳術」を読んでみて、手帳の新しい使い方に興味が湧いた人のために、前編として3つにまとめてみました。

①FOR MY FUTURE|この人生、何をするために時間を使うかを、先に、ありありと描く

ぴょりさんは、自分と家族を幸せにするために、こういうことをする。それを先に書いている。

②イヤープラン|自分を幸せにする予定を、先取りして時間に収納する

後から入れようとしても収まらないのは、片付けと同じ。自分にとって大切なものを先に時間に収納し、仕事とそれ以外の予定は、その後に。

③CHERISH MY FAVORITES|自分が好きなことを書くページは、自分がご機嫌なときに書いておく

メンタルが落ちているときは、何も思いつかず寝るだけになりませんか?ぴょりさんは、たった750円のミラノリブサンドで、自分を回復させられる。

考えるだけ、ただ家にしまっておくだけで、決めたことを二度と見返さないのは、かなりもったいないです!

フォース手帳にこれらのページがあれば、毎日、目に入るのです。つまり、忘れません。

次の後編記事では、ぴょりさんが「スケジュールは書いていないけれど、毎日、手帳をひらき続けている理由」を書きます。


今回の主役ぴょりさんに会える場所

ぴょりさんのご活動など、詳しくは以下のインスタで

→ https://www.instagram.com/pyori_ismart/


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